ヒャクニチソウの満開の下

ヒャクニチソウの満開の下

ミシェール・リー・ウエスト(Michael Lee West)/<翻訳>吉浦 澄子(Sumiko Yoshiura)

【書籍名】ヒャクニチソウの満開の下

【著者】ミシェール・リー・ウエスト(Michael Lee West)/<翻訳>吉浦 澄子(Sumiko Yoshiura)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】496ページ

【定価】本体1,600円+税

【発売日】2002年3月19日

【ISBN】978-4-916199-37-9

概要

南部テネシーを舞台に、
過酷な運命をしたたかに生きる3世代の女たちを、
軽妙なタッチで描いた長編小説。

1932年のある夜、ミス・ガシーは幼い娘ドロシーを守るため、
侵入した男を銃で撃ち、まだ息のあるその体をヒャクニチソウの下に埋めた。
命をかけて守った我が子は、頑固で優しさのかけらもないような娘に育つ。頭を悩ませるミス・ガシー。一方、母親の愛への飢餓感を持つドロシーは、ミス・ガシーの気を引くために奇妙な言動を繰り返し、次第に周囲から孤立していく。  

目に見えない狂気は、ドロシーだけではなく妹クランシー・ジェーンにも忍び寄り、ミス・ガシーを取り巻く女たちは、次々と数奇な運命をたどることになる。

【各紙書評】
全米中のマスコミが大絶賛!
「フラナリー・オコナーの処女作以来、これほど苦いユーモアと人間愛を描き切った若い南部人作家の登場はなかったのではあるまいか」
――セントピーターズバーグ・タイムズ
「多彩な登場人物によって語り継がれる、悲劇と喜劇の見事なアンサンブル」
――アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション。

著者紹介

ミシェール・リー・ウエスト(Michael Lee West)/<翻訳>吉浦 澄子(Sumiko Yoshiura)

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