概要
「……菅原。わしの誘いを断ると申すか?」
私は天神さまこと、菅原道真。人間社会に紛れて、今日も生きている。お花見、山登り、地元の夏祭り…豊穣の神・お稲荷さまこと宇迦之御魂さまからのお誘い。お稲荷さまには返せぬほどの恩義があるが…行きたくない!!!神々の世界は年功序列、コンプライアンスという言葉などない――。
神さまたちの人間味あふれる日常譚、待望の第2巻!
装画:浮雲 宇一
著者紹介
嗣人
熊本県荒尾市出身、福岡県在住。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。 2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中。妻と娘2人と暮らす専業作家。著作に『夜行堂奇譚』シリーズ、『穂束栞は夜を視る』シリーズ、『カナエトメイ』シリーズ、『天神さまの花いちもんめ』『木山千景ノ怪顧録』(産業編集センター)、『文豪は鬼子と綴る』シリーズ、『四ツ山鬼談』『霧の出る森』(竹書房)、『イヴたちの楽園 藤紫乃女学園の怪異譚』(PHP研究所)、『夜行堂奇譚 上』『夜行堂奇譚 下』(『夜行堂奇譚』文庫版、角川ホラー文庫)など。