【書籍名】ブルーブラッド
【著者】パメラ・トーマス・グラハム(Pamela Thomas‐Graham)/<翻訳>紅葉 誠一(Seichi Momiji)
【判型】四六判(上製本)
【ページ数】360ページ
【定価】本体1,900円+税
【発売日】2000年4月12日
【ISBN】978-4-916199-17-1
緻密なプロットと計算された展開。
閉ざされた世界を舞台に繰り広げられるドロドロとした人間模様を描き切った本書は 『ジョン・グリシャムの大学版』と言えるだろう
――ワシントン・タイムズ
著者パメラ・トーマス・グラハムは、ハーバード大学経済学部を次席で卒業。32歳で世界最大の経営コンサルティング会社、マッキンゼー&カンパニー初の黒人女性共同経営者に就任し、現在ではアメリカ財界における最も有力な女性の一人と言われています。
ビジネス界で大きな成功をおさめている彼女が描いたこの作品は、本国ではすでに固定ファンがつくほど話題になっているものです。
アマンダは、その美貌と過激な差別発言でマスコミの注目を集めるエール大助教授。ハーバード大の黒人助教授ニッキとは、学生時代から対立関係にあった。そのアマンダが黒人地帯で惨殺された。
下腹部をメッタ刺しされた死体は、左手首が切り取られていた。
知らせを受けたニッキは、アマンダの夫で大学時代の恩師でもあるエール大学部長、ゲーリーのもとへ駆けつける。
荘厳なゴシック建築の裏に潜む不倫と欲望、人種憎悪。
次々に浮かび上がる容疑者は、白か、黒か、それとも青か......。
パメラ・トーマス・グラハム(Pamela Thomas‐Graham)/<翻訳>紅葉 誠一(Seichi Momiji)