もぐ∞

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最果 タヒ(Tahi Saihate)

【書籍名】もぐ∞

【著者】最果 タヒ(Tahi Saihate)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】152ページ

【定価】本体1,300円+税

【発売日】2017年10月13日

【ISBN】978-4-86311-166-0

概要

ほぼ、書き下ろし!!
詩人・最果タヒが、「食べる」について綴った
異色のエッセイ集登場!

食べ物へのあきらめ、偏愛、「好き」という感情についてなどを語った自由度無限大のエッセイ集。
「ぼくの理想はカレーかラーメン」「大人は温度を食べている」「良いサンドウィッチはミステリー」「ジャジャーン!ポールエヴァン!」ほか25作品収録!!

味覚は、人間が外部を「感じとる」ための道具なわけだ。だとしたら、その味覚は幸せを呼ぶためだけのものでも、飢餓状態を回復するためでもなくて、世界を見るためのものかもしれない。(「担々麺経由世界行き」より抜粋)

目次

・パフェはたべものの天才
・グッバイ小籠包
・現実の国から
・大人は温度を食べている
・ジャジャーン!ポールエヴァン!
・勝手に食え!
・ちくわ天という奇跡
・みかんで越冬物語
・チョコレートが好き?
・諦めのレシピ
・愛・小倉ノワール
・「オムライスが食べたい」は詭弁
・ぼくの理想はカレーかラーメン
・抹茶ソフト現代詩
・ケーキのために、ロケットを。
・また会おう、タイ料理。
・アイスクリームは魔法味
・グラタンへの愚鈍な好意
・フォトジェニック、愛したい。
・懐かしくないたまごぼーろ
・良いサンドイッチはミステリー
・ドーナツと向き合う日
・パフェはロマンチックの自給自足
・これでも愛しているんだ、鍋。
・担々麺経由世界行き
・あとがき

P9の内容に以下の誤りがありました。
訂正するとともに、読者の皆様、関係者様に深くお詫び申し上げます。

(誤) さまらざまな(後ろから4行目)
(正) さまざまな

著者紹介

最果 タヒ(Tahi Saihate)

1986(昭和61)年生れ。2008(平成20)年、『グッドモーニング』で中原中也賞を受賞。2015年、『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞を受賞。詩集に『空が分裂する』『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『愛の縫い目はここ』、小説に『星か獣になる季節』『かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。』『渦森今日子は宇宙に期待しない。』『少女ABCDEFGHIJKLMN』『十代に共感する奴はみんな噓つき』、エッセイに『きみの言い訳は最高の芸術』、対談集に『ことばの恐竜』がある。

関連サイト http://tahi.jp/

広告・パブリシティ

17/12/06『ダ・ヴィンチ』1月号 担当編集者イチオシ本・ダヴィンチレコメンドに掲載
17/11/26 『朝日中高生新聞』ブック欄にて紹介
17/10/07『CREA』11月号 今月のBOOKSで紹介

読者さまからの声

多感な最果ワールドここにあり。 常に映像が浮かぶ作品だった。 (53歳 男性 会社員)

面白い。詩の本って面白くないものが多いけど、愉快・つまらない現代詩に風穴をあけてほしい。 (54歳 女性 主婦)

「食」に対しての解釈がおもしろく、「確かに言われてみればそうかも」と思うことが多々あり、日常としている「食」の新たな発見が本作で見えたように思いました。「食」を読むことはおいしく、楽しい。ごちそうさまでした。 (22歳 女性 会社員)

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