【書籍名】日本人の道具
【著者】清永 安雄(Yasuo Kiyonaga)/撮影
【判型】B4変型判 上製本
【ページ数】72ページ
【定価】本体3700円+税
【発売日】2015年5月22日
【ISBN】978-4-86311-113-4
素朴な形状と機能美に
魅せられた写真家が
高解像度カメラで捉えた道具55 点。
江戸時代末期から明治、大正、昭和初期までの
農具、漁具、家具や生活用品等々......。
日本人の生活の身近に常にあった道具の数々を、
中判カメラで丁寧に撮影した写真集。
関東8カ所、関西2カ所の資料館で撮影された道具はおよそ300点。
その中から厳選した55点を収録。
道具の素朴な形状と機能美、そして道具が支えた消滅しつつある文化をも収めた貴重な1冊。
※写真とともに、名称、読み、用途等の説明(日本語と英語)を明記
巻末にはサムネイルと索引も収録
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人の手、足、腰が長く使う道具は、
たった5 ミリの曲がりでも
敏感に使い方に影響するように思える。
そんな形をしている道具が多い。
ちょっとした曲がり具合、
使われてきた跡が残る小さな色あせたディテール。
それに製作技術が重なって美しささえ感じる。
――あとがきより
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〈編集者より〉
この写真集に収録された道具は、見る人の年代によっては懐かしかったり、何に使うのか全くわからなかったりするようです。
日本人の日常で使われてきた道具とその文化は、どんどん消滅しつつあるのです。
長い歴史の中で生まれた暮らしのいろいろな道具たちは、絶妙な形状と機能、そして美しさを備えています。
写真が捉えたシルエットが、それを雄弁に物語ります。
写真を見ていると、美術品のように扱われることは決してないけれど、道具は美術品以上の美しさと力強さを放つことがある、
そんなふうに思えて来ます。資料的価値も高い1冊です。
清永 安雄(Yasuo Kiyonaga)/撮影
1948年 香川県生まれ 写真家/フォトギャラリー・アルティザン代表 公益社団法人日本写真家協会会員(JPS) 公益社団法人日本写真協会会員(PSJ)
15/07/05『西日本新聞』書籍紹介
15/07/05『読売新聞』書評
15/06/28『山陽新聞』書籍紹介
15/06/21『北海道新聞』書籍紹介
15/06/14『河北新報』書籍紹介
15/06/07『秋田魁新報』書籍紹介
15/06/07『山梨日日新聞』書籍紹介
15/06/07『京都新聞』書籍紹介
15/06/07『信濃毎日新聞』書籍紹介