【書籍名】厄介な男たち
【著者】戌井 昭人
【判型】四六判
【ページ数】216ページ
【定価】本体1,700円+税
【発売日】2022年9月14日
【ISBN】978-4-86311-342-8
ロックバーで練乳と戯れる男、「パイ毛」で夏の到来を感じる男、ゴリラのドラミングに対抗する男……
最も芥川賞に近かかったけれど、既に一番遠い著者(おじさん)が贈る、国内外で出会ったヘンテコおじさん観察記!
俳優・安田顕さん推薦! 「いつもどこかで覗いてる。いちばん厄介なおじさんは、戌井さんかもしれません」
第1章 キテレツな男たち/第2章 愛すべき男たち/第3章 おっかない男たち/第4章 情けない男たち |
戌井 昭人
1971年、東京生まれ。文学座を経てパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を旗揚げし、脚本を担当、出演もしている。2009年『まずいスープ』で作家デビュー(表題作は芥川賞候補に)、2014年「すっぽん心中」で川端康成文学賞、2016年『のろい男 俳優・亀岡拓次』で野間文芸新人賞を受賞(このシリーズの前作『俳優・亀岡拓次』は安田顕主演で映画化された)。著書に『ぴんぞろ』『ひっ』『ゼンマイ』『壷の中にはなにもない』『さのよいよい』『沓が行く。』などがある。