【書籍名】沖縄美ら海水族館はなぜ役に立たない研究をするのか? サメ博士たちの好奇心まみれな毎日
【著者】佐藤 圭一(Keiichi Sato)・ 冨田 武照(Taketeru Tomita)・松本 瑠偉(Rui Matsumoto)
【判型】四六判
【ページ数】244ページ(口絵4ページのみカラー)
【定価】本体1,800円+税
【発売日】2022年6月15日
【ISBN】978-4-86311-335-0
年間入場者数300万人超えの大人気水族館「沖縄美ら海水族館」は超一流研究施設でもあった! |
世界が憧れる沖縄美ら海水族館の、知られざる日常と非日常を綴った一冊。
・水族館は不要不急?
・ジンベエザメの採血&エコー
・「メガロドンは深海ザメですか?」
・古代ザメの幻のペニスを求めて
などなど、気になる話題が盛り沢山!
第1章 ちょっぴりマジメな美ら海サメ学への招待
第2章 ちょっぴり笑える役に立たない最高のサメ研究
第3章 美ら海は夢とともに世界へ
第4章 美ら海の研究は本当に役に立たないのか?
佐藤 圭一(Keiichi Sato)・ 冨田 武照(Taketeru Tomita)・松本 瑠偉(Rui Matsumoto)
佐藤 圭一(Keiichi Sato)
1971年生まれ。栃木県出身。博士(水産学)。1990年北海道大学入学、同大学大学院水産科学研究科・博士後期課程修了。2000年より沖縄海洋生物飼育技術センター(国営沖縄記念公園水族館)、2002年沖縄美ら海水族館勤務を経て、2013年(一財)沖縄美ら島財団総合研究センター・動物研究室長に就任。現在は同研究センター動物研究室・上席研究員および沖縄美ら海水族館・統括を兼任する。軟骨魚類の比較解剖学・分類学・繁殖生態学などを中心に、幅広くサメ・エイ類の調査研究および水族館に関する普及活動を行っている。
冨田 武照(Taketeru Tomita)
1982年生まれ。神奈川県出身。博士(理学)。2011年に東京大学・理学系研究科地球惑星科学専攻・博士課程を修了後、北海道大学総合博物館、カリフォルニア大学デービス校、フロリダ州立大学沿岸海洋研究所の研究員を経て、2015年より(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター動物研究室に勤務。現在、主任研究員。同財団水族館管理部魚類課兼任。軟骨魚類の進化学、機能形態学が専門。
松本 瑠偉 (Rui Matsumoto)
1978年生まれ。兵庫県出身。博士(水産科学)。1997年近畿大学入学、2001年北海道大学大学院水産科学研究科・博士前期課程入学、2007年同博士後期課程修了。広告会社勤務を経て、2009年より沖縄美ら海水族館に勤務。現在は(一財)沖縄美ら島財団水族館管理部・魚類課長および同財団総合研究センター動物研究室・上席研究員を兼務する。ジンベエザメやマンタなど、大型のサメやエイ類の調査研究に従事し、水族館における飼育・展示や解説を行っている。
2022/7/3『産経新聞』書籍紹介
2022/7/17『しんぶん赤旗』書評
タイトルが気に入った。著者の佐藤圭一さんはベテランスキーヤーのように見えます。カメラマンは上手く写していますね。(80代以上・男性)