ヒラリーと別れよう!

ヒラリーと別れよう!

ポール・レイジン (Paul Reizin)/<翻訳>熊本 知子 (Tomoko Kumamoto)

【書籍名】ヒラリーと別れよう!

【著者】ポール・レイジン (Paul Reizin)/<翻訳>熊本 知子 (Tomoko Kumamoto)

【判型】四六変型判(並製本)

【ページ数】360ページ

【定価】本体1,100円+税

【発売日】2002年10月3日

【ISBN】978-4-916199-44-7

概要

ヒラリーは盲目的に尽くすタイプで(なんと厄介なことか)、すぐ情に流される世話好きな女だ(うっとうしいことこのうえない)。しかも何もそこまでというくらい明るくて、沈んだ顔などほとんど見せたことがない(それがまた癪にさわるのだ)。だが決してバカな女ではない。僕よりよほど難しい本を読んでいるし(『ホーキング、宇宙を語る』を読破した数少ない一人が彼女だ)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、それにスペイン語を話せるのだから。......中略......僕らはいわゆる腐れ縁の関係にある。僕の行くところにいつも彼女はいた。これは誇張でもなんでもなくて、要するに僕らは幼なじみなのだ。もし彼女が......そう、「陽気でセクシーな女」じゃなかったら(とっさに浮かんだフレーズがこれだった)、僕らはとっくに別れていただろう。彼女が僕のどこを気に入っているのか、それは本人に聞いてほしい。(本文より抜粋)

著者紹介

ポール・レイジン (Paul Reizin)/<翻訳>熊本 知子 (Tomoko Kumamoto)

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