ナディダ 希望という名の少女

ナディダ 希望という名の少女

カプカ・カッサボバ(Kapka Kassabova)/<翻訳>紅葉 誠一(Seichi Momiji)

【書籍名】ナディダ 希望という名の少女

【著者】カプカ・カッサボバ(Kapka Kassabova)/<翻訳>紅葉 誠一(Seichi Momiji)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】456ページ

【定価】本体1,400円+税

【発売日】2000年11月1日

【ISBN】978-4-916199-21-8

概要

『All roads lead to the sea(すべての道は海に通ず)』が
モンタナ賞最優秀処女詩集に選ばれた
カプカ・カッサボバによる鮮烈なデビュー小説。

共産化の嵐の中で一家離散を余儀なくされたブルガリア人家族の唯一の光は、「ナディダ(希望)」と名づけた赤ん坊だった。   
21年後、美しい娘に成長したナディダは祖国ブルガリアを逃れ、自由の地ニュージーランドを訪れるが、懐郷の念と愛情への飢えに苛まれ続ける。自分は「何者」で、自分のいるべき「場所」はどこなのか。  

ぼんやりとした非現実の妄想に包まれながら、夏のニュージーランドを彷徨い、見えない糸に導かれるようにして、ナディダはある男のもとへとやってくる。そこで彼女を待ち受けていたのは、一族の秘密と、彼女の生い立ちをめぐる衝撃の事実だった。

著者紹介

カプカ・カッサボバ(Kapka Kassabova)/<翻訳>紅葉 誠一(Seichi Momiji)

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