概要
紀行作家でありバックパッカーでもある著者が、35年以上にわたって続けてきたヒッチハイクの旅を紹介する一冊。数多くの旅のなかでも著者が還暦を過ぎてからのヒッチハイク旅をとりあげ、そのユニークでドラマチックな旅紀行を掲載。さらに、快適なヒッチハイク旅をするためのノウハウも公開している。
旅の醍醐味はヒッチハイクにある、と語る著者による、旅の本質を知るための指南書でもある。
目次
第1部 還暦ヒッチハイク
第1章 25年目のヒッチハイク行──東京から熊本へ──
第2章 中央道一周ヒッチハイク──わが町からわが町へ──
第3章 アフターコロナの還暦ヒッチハイク──わが町から東京、関西へ──
第4章 東北縦断ヒッチハイク──津軽から自宅へ──
第2部 僕はこんなヒッチハイクをしてきた
第1章 忘れ得ぬ人々
第2章 犬連れヒッチハイク
第3章 海外ヒッチハイク
第3部 ヒッチハイク攻略マニュアル
1.服装
2.場所選び
3.時間帯
4.ヒッチハイクの方法
5.コミュニケーションの取り方
おわりに
著者紹介
斉藤 政喜(Masaki Saito)
1961年長野県生まれ。紀行作家であり、地球を自由に旅するバックパッカー。1990年に東海自然歩道を踏破する紀行文を月刊誌ビーパルに執筆。ネパール帰りであり、読者を歩く旅にいざなうことから、山岳ガイドの代名詞であるシェルパを冠した『シェルパ斉藤』のペンネームで連載を開始する。以降、アウトドア雑誌を中心に紀行エッセイを長期連載中。1995年に八ヶ岳山麓に移住し、自らの手で家をつくり、火を中心とした自己完結型の田舎暮らしを楽しむ。踏破した国内外のトレイルは60本以上、泊まった山小屋は160軒以上、テント泊は1000回以上。『シェルパ斉藤の行きあたりばっ旅』『犬連れバックパッカー』『シェルパ斉藤の親子旅20年物語』『シェルパ斉藤の山小屋24時間滞在記』など、著作は30冊を超える。