概要
甘いバターチキン、デカすぎるナン、流行りのビリヤニ。日本でおなじみのインド料理のルーツと、真のインド料理の姿を求めて、自他共に認めるインドマニアである著者が亜大陸を東奔西走。
食器買い付けのために足繁くインドに通い隅々まで食べ歩いたアジアハンター小林真樹の、インドへの深い愛と溢れ出す知識を詰め込んだ食エッセイ。
ディープな現代インド料理論であると同時に、インド料理入門の決定版ともいえる一冊。
目次
・バターチキン
・ナン
・ビリヤニ(北インド)
コラム インド東西南北・忘れ得ぬ店① 北インド/ハッジ・シャブラティー
・タンドリーチキン
・ターリー
・ミールス
・ダルバート
コラム インド東西南北・忘れ得ぬ店② 南インド/レイヤーズ・メス
・ファルーダ
・チャパティ
・ドーサ
コラム インド東西南北・忘れ得ぬ店③ 西インド/ゴディノ
・モモ
・チキン・マンチュリアン
・グラーブ・ジャームン
コラム インド東西南北・忘れ得ぬ店④ 東インド/スワディン・バーラト・ヒンドゥー・ホテル
・マクドウェル
・チャイ
・ラッシー
著者紹介
小林 真樹(Masaki Kobayashi)
東京都出身。インド料理をこよなく愛する元バックパッカーであり、インド食器・調理器具の輸入卸業を主体とする有限会社アジアハンター代表。買い付けの旅も含め、インド渡航は数えきれない。商売を通じて国内のインド料理店とも深く関わる。
著作『食べ歩くインド 増補・改訂版』『日本のインド・ネパール料理店』阿佐ヶ谷書院『インドの台所』作品社ほか多数。