遠くまで旅するような顔だけをする

発売前

遠くまで旅するような顔だけをする

古賀 及子(Koga Chikako)

【書籍名】遠くまで旅するような顔だけをする

【著者】古賀 及子(Koga Chikako)

【判型】四六判

【ページ数】280ページ

【定価】本体1,700円+税

【発売日】2026年9月15日

【ISBN】978-4-86311-506-4

概要

今もっとも注目を集める書き手の一人、古賀及子による全編書き下ろしの日帰り旅エッセイ。

出不精で散歩下手、旅の経験値も低いと自認する著者が、生まれた地であり今も暮らす東京の定番観光地へ。
浅草、上野、東京タワー、汐留、築地、羽田など、近すぎるがゆえに意外と訪れないスポットを歩き、知っているはずの東京から思いがけないおもしろみを拾い集める。
古賀及子ならではのまなざしが冴え渡る、旅であり観察であり、日記の延長線上にある東京散策記。
東京土産をめぐるコラムも収録。

装画:森優

目次

浅草――上書きする、新しく記憶して、もっと面白く思い出す

上野――私たちを取り込む、うねって不確かで、すこし夢のようだ

東京駅――まだやれると思うし、これ以上やってどうするとも思う

コラム 従来の重ね食いに一石を投じる 東京カンパネラ

江戸東京たてもの園――ほとんど不可能なことを体験する、時間の世界に放り込まれる

汐留――夢かと思う前にまぼろし、楽しみだなあと思うより楽しい夏

コラム おいしいけれど、木といえばたしかに木だ シュガーバターサンドの木

東京タワー――思い出は無い、けれどずっと信じてきた東京タワーにのぼる

コラム ただのブッセにとどまらない、ナボナとしか言えないお菓子 ナボナ

隅田川ナイトクルーズ――夜、スマホを強く握りしめ、両国がBMWと津軽三味線と船の
街になった日の話

築地――築地の人たちの、物語的な意味ではない、本当の意味での人生

コラム 写真で見るよりずっと、ずっとかわいい 東京銘菓ひよ子

羽田――遠くまで旅するような顔だけをする

コラム 見届けることが食べること 銀のぶどう ふんわりとけるチーズケーキ

昭和記念公園――元気のない昭和記念公園が、むしろ私にありがたい

著者紹介

古賀 及子(Koga Chikako)

1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『5秒日記』(ホーム社)、『忘れたこと、忘れないままのこと』(シカク出版)、『暮らしの信じ方』(ダイヤモンド社)など。

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