概要
\ジェーン・スー(コラムニスト/ラジオパーソナリティ)推薦!/
信頼できる誰かに「やってみなよ」と言われたらやる、のルールに従って私はここまできた。
私から「やってみなよ」と言われた佐々木さんが、迂闊にやってみてくれたことがとても嬉しい。
大切なのは、この迂闊さと、折れても不貞腐れたりめげたりしない心。
それを教えてくれる日記。
日記の書き方は世に溢れている。
「疲れた日は、短い日記を書くだけでも良いですよ」
そうは言っても、私は本当はもっと長い日記を書きたい。
「日記には、なんでも好きなことを書いてみましょう」
そうは言っても、私は自分が好きなことが何かすら分からなくて困っている。
「そうは言っても!」を抱えたすべての人へ。
大反響を呼んだZINE『ロイヤル日記』など、数々の日記本を自主制作してきた
新星・佐々木里菜による、「日記を書くこと」をめぐる26編のエッセイ。
日記をめぐる静かな思索が、日記を書く人にもそうでない人にも
瑞々しく素直な文体でひらかれる一冊!
目次
Ⅰ 時間の密度を測る
何も起きなかった日
書かないことの自由
夜に書いても、朝に書いても
「今日」をどこで区切る?
思い出す速度と思い出せない速度
〝ロイヤル〟という箱の中での時間
すべての時間は同時に存在している
コラム 日記の書き方がわからない!
Ⅱ 窓の外の大きな回転
星の公転、私の停滞
天気の記憶
移動のトンネルで増幅する
あなたの感性はあなただけのもの
100万円の犬
でもこの痛みもいつか必ず少しだけ忘れる
コラム デス日記
Ⅲ 書く次元と重力
未来日記
小さなメモ帳
言葉の質量保存
人生にはオチがない?
自分を信じる
あなたの記憶はあなただけのもの
コラム 日記にタイトルをつけるのは難しい?
日記を書くための7種の神器
Ⅳ 私から離れていく私
日記を本にする
実家のリビングに置きっぱなしの日記帳
人はみんな多面体
「これは日記ではなく小説だね」
日記を人に見せることは承認欲?
冷凍保存でお届け
自分以上の自分にはなれない
著者紹介
佐々木 里菜(Sasaki Rina)
1991年宮城県仙台市生まれ。2019年より商業写真家として活動する傍ら、2020年より日記を中心とした文筆活動を行う。2024年に自主制作・発行したZINE『ロイヤル日記』が話題を呼び、累計1,200部を発行。テレビやラジオなど各種メディアでも紹介される。本書が初の書き下ろし単著。