世界から守ってくれる世界

世界から守ってくれる世界

塚本 はつ歌

【書籍名】世界から守ってくれる世界

【著者】塚本 はつ歌

【判型】四六判

【ページ数】248ページ

【定価】本体1,400円+税

【発売日】2020年10月14日

【ISBN】978-4-86311-273-5

概要

第7回暮らしの小説大賞受賞作!

誰かに認められたい。でも自分は自分—

不仲な両親の間で、体と心が2つに裂かれるような痛みを味わう薫子。
性的違和を感じ、ある日突然セーラー服で登校し始めるクラスメイトの中鉢。
それぞれが抱える戸惑いに互いにシンパシーを覚え、心友となった2人が見つけた「居場所」とは……。

 

暗闇の中、「ありのままの自分」を受け止めてくれる「居場所」を目指し、遠くの光に向かって歩く。
14歳の揺れ動く心情を細やかに、そしてユーモラスに描いた、心にあかりを灯すデビュー作。

 

新井 陽次郎/装画

 

著者紹介

塚本 はつ歌

1983年生まれ。岐阜県瑞浪市出身。 大阪芸術大学卒業後、職歴を重ねながら小説投稿を続ける。 現在は神奈川県在住。子育てをしながら執筆を行う。 好きなことは散歩と読書、料理の本を眺めながら寝ること(実際に作るかどうかはまた別の話)。

関連サイト https://twitter.com/20th_tsukamoto

読者さまからの声

中鉢の複雑な気持ちと薫子の複雑な気持ちが分かりやすく書かれていてつい感情移入してしまう小説だと思います(20代・女性)

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