【書籍名】塩の樹と森の人魚
【著者】塚本 はつ歌
【判型】四六判
【ページ数】328ページ
【定価】本体1,600円+税
【発売日】2021年11月15日
【ISBN】978-4-86311-317-6
山あいの町で長年大切にされてきた巨樹が倒れた。
夏至を境に、水の記憶を持つ高校生の大洋と、膝に種を宿すクラスメイトの明里の日常が動き始める。
閉ざされた世界から自由へと漕ぎ出す17歳の2人の行方は……。
塩の樹の伝説をめぐる不思議な物語。
装画/あき
『塩の樹と森の人魚』をお買い上げいただいた皆様へ
P15の内容に以下の誤りがありました。
訂正するとともに、読者の皆様、関係者様に深くお詫び申し上げます。
(誤) 海に町にいた頃は
(正) 海の町にいた頃は
塚本 はつ歌
1983年生まれ。岐阜県瑞浪市出身。大阪芸術大学卒業後、職歴を重ねながら小説投稿を続ける。現在は神奈川県在住。子育てをしながら執筆を行う。好きなことは散歩と読書、料理の本を眺めながら寝ること(実際に作るかどうかはまた別の話)。
年末年始にかけて、読みました。とても面白くて、興味深く食事の時間も惜しんで読みました。 高校生が、この位自分の心の声に向き合い、現実を受け止める努力をすること。大切な人を本当に守るとはどうすべきなのかを考えることに尊敬しつつ、我が家の高校生の無口さも考えてるんだよね!と前向きに捉えることができます。 見えないものを大事にしている人かいること、守ってくれるひとがいることを改めて考えました。(40代・女性)