【書籍名】シニアのための防災手帖
【著者】三平洵(監修)
【判型】A5判
【ページ数】128頁
【定価】本体1,300円+税
【発売日】2019年5月20日
【ISBN】978-4-86311-225-4
大災害の現場を知るプロが、
シニア世代に伝えたい
防災に関する50のこと。
大規模災害での犠牲者の大半は、60歳以上に集中しています。
足腰が弱く、体力にも不安を抱えるシニア層が安全に避難し、
命を守るためには日頃の備えが必要です。
被災地に足繁く通い、高齢者の被災現状を知り尽くした防災のプロが、
日常の備えから災害時に役立つ知識までを、
わかりやすいイラストとともに紹介した一冊。
はじめに
もしも今、大地震が起きたら…
シニアのための防災 50の心得
●導入編
日本の自然災害/シニア世代と災害/災害関連死/自助・近助の重要性/防災の三原則
●日常編
身体づくり/服装と体温調節/地域との繋がり/防災学習/外出時の持ち物
●事前準備編
住宅の耐震/室内対策/災害時に必要なもの/備蓄品/正常性バイアス/
震災のハザードマップ/風水害のハザードマップ など…
●発生時編
もしも! 震災編/火災のリスク/もしも! 風水害編/その他の災害/
トリアージ/救命処置/震災時の避難の見極め など…
●被災生活編
ライフラインの停止/介護の防災/生活場所の選択/飲み水と脱水のリスク/
被災時の食事/口腔ケア/トイレ環境/姿勢と運動/ペット防災 など…
●復興編
被災地の復興/支援制度/個人ができる支援/被災者の未来
あの日、あの時の災害体験談
三平洵(監修)
慶應義塾大学院政策・メディア研究科修士修了。東京工業大学グローバルCOE研究員(RA)などを経て、2012年、防災に関するアドバイスを行う株式会社イオタ代表に。2014年に一般社団法人地域防災支援協会を設立し、代表理事就任。東京都総務局総合防災部などの講習会で講師を務めるなど、地域活動や防災対策に精通。
19/07/01『クレヨンハウス通信 』462号 「落合恵子のBOOK CLUB」書籍紹介
この本は見出しがハッキリして、写真や図も多く、参考になることが多かった。実際災害にあったことがなくても、この本を通して具体的なことを考えられる。図書館で見つけたが、自宅にも備えてもいいかと思うくらいです。 災害にあったことがなくても、そのための予備知識としてよい。 近隣のつながりや知恵を出して災害に対処する考えを応用したい。 ありがとうございました。シニア向けというのも良いですね。(70代・女性)