【書籍名】バルト三国のキッチンから
【著者】佐々木 敬子(Sasaki Keiko)
【判型】A5判
【ページ数】120ページ
【定価】本体1,700円+税
【発売日】2023年6月14日
【ISBN】978-4-86311-368-8
「あなたのキッチンで料理を教えてください」
毎日のように繰り返しながらバルト三国を巡った著者が感じた、現地のリアルがわかる1冊。
キッチンを通して見える人々の生活、文化、自然と、直伝レシピがぎっしり詰まっています。
<お詫びと訂正>ご購入いただきましたお客様には誠に申し訳ございません。訂正しお詫び申し上げます。
23p12行目「作っていくれて」→「作ってくれて」
83p最終行「はちみつと同じ甘さを優しさをじました」→「はちみつと同じ甘さと優しさを感じました」
・まえがき
・バルト三国とは
・リトアニア Lietuvos Respublika
シャルティバルシチェイのじゃがいも(ウテナ)/ 物価上昇をうまくやり過ごす(ヴィリニュス)/ キビナイ初体験とヴィリニュスへの帰り道(トラカイ)/ 健康の秘訣はコンブチャ(カウナス)/ 豊富なじゃがいも料理と豊かな陶器(メルキネ)/「マンティンガ」工場の見学(マリヤンポレ)/ バルト三国の人々が心待ちにする夏至祭(プリエナイ)/ きゅうりアイスと水餃子(ケダイニェイ)/ 1997年4月1日の独立宣言(ウジュピス共和国)/ 酪農家のお宅拝見(バブタイ)/ リトアニアの建国記念日(テルシャイ)
〈レシピ〉
ウテナのヴィダさんに教えてもらった シャルティバルシチェイ
ヴィリニュスのダイヴァさんに教えてもらった キビナイ
カウナスのヴィクトラスさんに教えてもらった チキンカツレツ
バブタイの酪農家レジーナさんに教えてもらったカッテージチーズのパンケーキ
・ラトビア Latvijas Republika
グリーンピースは生食で(リガ)/ 旧ソ連時代の古い車輌旅(リガ)/ 野外ライブとちょっと微妙な人間関係(ユールマラ)/ ヤツメウナギの王国(ツァルニカヴァ)/ 消滅を逃れたラトガレ陶器(レーゼクネ)/ スイティの料理と民族衣装(アルスンガ)/ 先住民族リヴォニア人の食文化(ウーシィ)/ 伝統的ライ麦パンについて(スミルテネ)/ 数百種類あるスカートの柄(ルーイエナ)/心残りは練乳味のポップコーン(ヴァルカ)
〈レシピ〉
リガのエヴィヤさんが教えてくれた ヴィーガンカンタレラソース
ウーシィのジャネタさんに教えてもらった スクランドラウシ
スミルテネのイルゼさんに教えてもらった 燻製豚の大麦粥
ルーイエナのグナさんに教えてもらった ベーコン入りの灰色豆
・エストニア Eesti Vabariik
治安の良さの理由は…(タリン)/ 古本屋でご馳走になったボルシチ(タルトゥ)/ はちみつ製造メーカー「ノルドメル」社見学(ヴィリヤンディ) / クラウドベリーを摘みに(タルトゥの森)/ ビルベリーと鹿肉と蕎麦の実のお粥(ナイッサール島)/オリジナルのパン「チェピック」(ヘッレヌルメ)/ 必要な食材は「裏庭」から(ラクヴェレ) / エストニアの著名作家タムサーレ (ヴァルガマエ)/ 懐かしくておいしいエストニアのへそ(トュリ)/エストニア最大の島(サーレマー島)/ グルメのお墨付きリュマンダ食堂(サ ーレマー島リュマンダ)/アーヴィックヌルガの家の手料理と「15分説」(サーレマー島アーヴィックヌルガ)/ スパークリングりんごジュースの炭酸(ヴァンドラ)/ エストニア、ロシア国境での食祭り(ペイプシ湖畔)
〈レシピ〉
タルトゥのヤナさんに教えてもらった スイバのスープ
ヘッレヌルメのマエさんに教えてもらった チェピック
ヘッレヌルメのマエさんに教えてもらった 花とハーブのバター
トュリのカイヤさんとタルモさんに教えてもらったスノーボールスープ
サーレマー島のウッレさんに教えてもらった手早くできる白身魚のマリネ
・あとがき
佐々木 敬子(Sasaki Keiko)
旅する食文化研究家。エストニア共和国外務省公認市民外交官。
各国を旅しながら現地で味を修得。2018年より駐日エストニア共和国大使館のレセプション、駐日欧州連合代表部、来日アーティストに料理提供協力。企業、公共事業向けレシピ開発やワークショップ、食文化講演などを行う。
料理教室「エストニア料理屋さん」、バルト三国の情報サイト「バルトの森」主宰。
書籍『旅するエストニア料理レシピ』(2021年)発行。
「エストニア料理屋さん」 https://estonianavi.com/
「バルトの森」 https://baltnomori.com/