概要
旅のかたわらには、
いつも本があった-
本を片手に、本に誘われるように旅を重ねてきた著者が、旅先での本をめぐる断想を綴ったエッセイ集。名作の舞台、作家の故郷、そして思いがけない本や物語との邂逅。「本と旅」をこよなく愛する著者ならではの視点と感性が光る。本に導かれて旅をすることの楽しみ、旅の風景の中に昔読んだ本の物語が蘇ってくる感動。読書の愉楽と旅の醍醐味を、居ながらにして存分に味わうことができる一冊。
目次
●Ⅰ:なつかしい本を携えて
●Ⅱ:気になる女たち
●Ⅲ:旅で出会った本
●Ⅳ:おやおやこんなところにいましたか
●Ⅴ:はるばると来つるものかな
著者紹介
森まゆみ(Mayumi Mori)
1954年東京生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒業。1984年に友人らと東京で地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人を務めた。歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。著書は『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜」の冒険』(紫式部文学賞)など多数。「わたしの旅ブックスシリーズ」(産業編集センター)として『用事のない旅』『会いにゆく旅』がある。
広告・パブリシティ
24/05『本の小途』2024.春号「文章で綴られた小諸の風景」書籍紹介
21/02/01『トラベル&ライフ』2-3月号「ART/BOOK」書籍紹介
21/02/01『トラベル&ライフ』2-3月号 プレゼントコーナー
20/09/01『WORLD』プレゼントコーナー
20/09/30『夕刊フジ』書籍紹介
20/10/28『ノジュール』11月号「秋に読みたい旅の本」書籍紹介
20/10/31『朝日新聞』「著者に会いたい」でインタビュー掲載