辺境、風の旅人<わたしの旅ブックス55>

辺境、風の旅人<わたしの旅ブックス55>

芦原 伸(あしはら しん)

【書籍名】辺境、風の旅人<わたしの旅ブックス55>

【著者】芦原 伸(あしはら しん)

【シリーズ】わたしの旅ブックス

【判型】B6変型判

【ページ数】320ページ

【定価】本体1,500円+税

【発売日】2024年8月30日

【ISBN】978-4-86311-414-2

概要

世界中を旅してきたベテラン作家による珠玉の旅エッセイ。これまでの数多くの辺境旅の中から、特に忘れ得ぬ旅を厳選。ケニア、モロッコ、ポルトガル、バスク、北極圏、シベリア、中国など、10の辺境の旅物語を硬質な筆致で書き下ろした。「辺境への旅は私の人生をも変えてくれた」と語る著者渾身の一冊。

目次

1 ケニア グッドモーニング、ケニア
2 モロッコ 砂漠の誘惑、ムアディンの響き
3 ポルトガル サウダーデ 失われたものへの哀歌
4 バスク ザビエルの見果てぬ夢
5 北極圏 イヌイットの国の風景
 一 グリーンランド──役に立たないものは置いてゆく
 二 アラスカ──極北の空を裂いたオーロラの光
 三 カナダ──文明化したイヌイットの暮らし
6 シベリア シベリアの初夏をゆく
7 中国・新疆 シルクロード、辺境の食卓
8 オーストラリア・タスマニア 人生の深い味わいを釣る
9 アメリカ大陸編 大いなる西部の片隅で
 一 ワイオミング──ロッキーに冬来たりなば…252
 二 モンタナ──モンタナの風に吹かれて…260
 三 ユタ──オレゴン街道の不思議な出来事…276
10 カナダ ホッキョクグマに会いにいった

著者紹介

芦原 伸(あしはら しん)

1946年生まれ。名古屋育ち。ノンフィクション、紀行作家。北大文学部卒。出版社勤務を経てフリーランスに。1980年、創作集団「グループ・ルパン」を主宰。編集者、記者として世界70ヵ国を取材する。「天夢人Temjin」(出版社)の編集長、代表を経て2019年退職。日本文藝家協会、日本旅行作家協会会員。 著書に「ロシア、一九九一、夏」(角川学芸出版)、「アフリカへ行きたい」(街と暮らし社)、「シルクロード鉄道見聞録」(講談社)、「鉄道おくのほそ道紀行」(講談社)、「地球鱒釣り紀行」(新潮社)、「へるん先生の汽車旅行」(集英社)(第10回開髙健ノンフィクション賞最終候補作品)。「新にっぽん奥地紀行」(天夢人)、「被災鉄道」(講談社)(第40回交通図書賞受賞)。「ラストカムイ」(白水社)、「北海道廃線紀行」(筑摩選書)、「旅は終わらない」(毎日新聞出版)、「世界食味紀行」(平凡社新書)、「草軽電気鉄道物語」(信濃毎日新聞社)など。

関連サイト https://ashiharashin.com/

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