【書籍名】アガシラと黒塗りの村
【著者】小寺 無人
【判型】四六判
【ページ数】330ページ
【定価】本体1,700円+税
【発売日】2024年9月13日
【ISBN】978-4-86311-417-3
「裏山の神社で見つかった古文書を解読してくれ」
親友から依頼を受け出向いた先は、巨人伝説の残る奇妙な村だった…
古文書オタクの黒木鉄生は、大学時代の親友・八重垣志紀に頼まれ、村で発見された「沼神文書」と呼ばれる古文書を解読するために巨人伝説が残る農村を訪れた。村に到着したその夜、セイタカ様と呼ばれる巨大な地蔵の前で、議会議員の息子・島田光男が殺害された。さらに2日後には、こしかけ山と呼ばれる場所で八重垣の義妹・咲良の幼馴染が首を吊った状態で見つかる。
「沼神文書」の解読作業を進める黒木は、村と村人の秘密、2人の死の真相に迫ることになり…。第2回黒猫ミステリー賞受賞!一気読み必至の民俗伝承ミステリー。
装画:染平 かつ
※お詫びと訂正
初版本に以下の誤りがございました。
謹んでお詫び申し上げますとともに訂正いたします。
p318 2行目 そうやら→どうやら
p326 8行目 あれはに→あれには
一日目/二日目/三日目/四日目/後日談
小寺 無人
埼玉県生まれ。東京都在住。クリームソーダと散歩、それに音楽が好き。第2回黒猫ミステリー賞受賞作『アガシラと黒塗りの村』でデビュー。
民俗学を扱う作品は大好物です。どのキャラクターも魅力的なので、もし続編があるのならば楽しみにしています!!(20代・女性)
とても爽やかなミステリと思いきや、まさかのドンデン返しでとても面白かったです! これぞ驚愕のラスト。 登場人物がみんないい人で、是非みんなのその後、またクセ強先生のスピンオフを読みたいです!!(40代・女性)