概要
フィヨルドの絶景を、ランボルギーニ・ウラカンEVOで、
車線のないロシアを、トヨタ・カルディナで、
サハラ砂漠に降る雹の中を、フォルクスワーゲン・トゥアレグV6 TDIで――
それぞれの国で走らせた、それぞれの車。
ハンドルを握ると、世界の素顔が見えてくる。
40年走り続けた自動車ジャーナリストが、各国の交通文化や歴史、そして人々との出会いについて綴った一冊。
目次
1 中国
初の中国で逆走の洗礼
中国人たちと西安から敦煌まで10日間走った
2 中央アジア
河のどこをどう渡るか?
モンゴルの砂漠でクラッシュ
カザフスタンの慰霊碑に合掌
3 ロシア
車線に導かれていただけだった
4 ヨーロッパ
ローマ人も越えた峠を両端のBMW2台で
パサートを列車に載せてアルプス越え
真夏のフィヨルドを走る〝特別な体験〟
5 アフリカ
モロッコはクルマとラクダで
サハラ砂漠で雹に降られたチュニジア
保護区でアニマルウオッチング
6 アメリカ大陸
再びソローの許へ
アメリカはレンタカーに限る
4way −stopの精神だけでも導入できないか?
サンキューハザードは要らない
バレーパーキングにアメリカを見た
ジャングルの高速道路はワープした
南北米最高の標高5000mの峠を越える
7 オセアニア
蟻塚の恐怖は思い出したくない
著者紹介
金子 浩久(Kaneko Hirohisa)
1961年東京出身。新型車レビューや書籍執筆などを中心に、国内外での自動車とモータースポーツの取材執筆活動を行う。電動化や自動化などの最先端を追いつつ、その一方で愛好家たちを訪ね、自らハンドルを握って自動車旅行を重ね、スタンス広く取材執筆を続けている。モットーは「説明よりも解釈を」。著書に『10年10万キロストーリー』『ユーラシア横断1万5000キロ』(二玄社)、 『クラシックカー屋一代記』(集英社)『セナと日本人』(双葉社)、 『レクサスのジレンマ』(学研)など。