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【書籍名】オカルトゼネコン富田林組
【著者】蒲原 二郎(Jiro Kanbara)
【判型】四六判
【ページ数】284ページ
【定価】本体1,200円+税
【発売日】2010年3月23日
【ISBN】978-4-86311-038-0
第10回ボイルドエッグズ新人賞受賞作!
混迷の2010年に、脱力系大型新人 現わる!
株式会社富田林組――俺はそのいかめしい名前が刻みこまれた、むやみやたらと黒光りしている巨大ビルを、まるで蟻が人間を見上げるかのように仰ぎ見た。バカだバカだと言われ続けてきたこの俺が天下の大手ゼネコン「富田林組」に入社できたのはまさに奇跡としか言いようがない。ひとも羨むバラ色のサラリーマン生活が待っている......はずだったが、待ちかまえていたのは恐怖と理不尽の「業務命令」だった! 嗚呼、神様でも仏様でもなんでもいいです。俺を、俺を、この会社からリストラしてください!
天下の大手ゼネコン「富田林組」の秘密、そして俺こと田中たもつ22歳を待つ運命とは!? 抱腹絶倒、前代未聞のリーマン・ショック小説!(注:リーマンはサラリーマンの略。新入社員が悲惨な目に遭う小説)
プロローグ
第一章 さわやかニューカマー
第二章 ドキドキの入社式
第三章 欲望の聖地
第四章 突然の見舞客
第五章 初仕事
第六章 大事な施設管理
第七章 資料室の謎
第八章 運命のインビテーション
第九章 初出張
第十章 極限の攻防戦
第十一章 地獄の漫遊記
エピローグ
あとがき
蒲原 二郎(Jiro Kanbara)
1977年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。 大学卒業後、海外を放浪する。帰国後、議員秘書となり、政治家を志すも挫折。現在は家業を継いでいる。第10回ボイルドエッグズ新人賞受賞作『オカルトゼネコン富田林組』で作家デビュー。
16/7/28 『読売新聞』夕刊 書籍紹介
10/6/15 『EX大衆』 7月号 書籍紹介
10/6/1 『GQ JAPAN』 7月号 No.86 書籍紹介
10/4/26 『AERA』 10.5.3-10号 No.20 書籍紹介
10/4/18 『読売新聞』 朝刊 全五段 広告
10/4/12 『OZmagazine』 5月号 No.457 書籍紹介
10/4/12 『野性時代』 5月号 vol.78 著者インタビュー
10/4/6 『ダ・ヴィンチ』 5月号 注目の新進作家:著者インタビュー、広告
10/3/31 『朝日新聞』 朝刊 半五段 広告
10/3/30 『読売新聞』 夕刊 書籍紹介
09/12/6 『ダ・ヴィンチ』 1月号
おもしろい。また蒲原二郎作品を読みたいです。(38歳・女性)
バカバカしいが、楽しく読みました。(56歳・男性)
ゼネコンの裏、ある話かも?おもしろかったです。(60歳・男性)
田中クンの“心のつぶやき(ツッコミ)”に大爆笑したり、最後の人形の場面ではナミダ・・・したり大変楽しく読みました。五月女ケイコさんのイラストもいつもながらナイス!でした。(47歳・女性)
田中のその後が気になります・・・・(女性)