ウルフ・タワー3 二人のクライディス 

ウルフ・タワー3 二人のクライディス 

タニス・リー(Tanith Lee)/<翻訳>中村 浩美(Hiromi Nakamura)/<装画>桜瀬 琥姫(Kohime Ohse)

【書籍名】ウルフ・タワー3 二人のクライディス 

【著者】タニス・リー(Tanith Lee)/<翻訳>中村 浩美(Hiromi Nakamura)/<装画>桜瀬 琥姫(Kohime Ohse)

【判型】四六判(並製本)

【ページ数】336ページ

【定価】本体1,200円+税

【発売日】2005年5月16日

【ISBN】978-4-916199-71-3

概要

あなたが私で私があなた......。もう一人のクライディス。トワイライトの正体は?
やっとの思いで戻ったハルタに、アルグルの姿はなかった。アルグルが北に向かったという手がかりだけを頼りに、クライディは北へ北へと歩みを進める。旅の途中の町々で、北の国を支配するレイヴン・タワーの主はトワイライト・スターだという噂を耳にしたクライディの心ははやる。 そこに行けば愛するアルグルに会える。そしてもしかしたらお母さんにも......。そんな希望を抱くクライディの前に現れたのは、 ウィンターと呼ばれる少女。彼女は自分こそがトワイライトの娘であると言い張るのだが......。

著者紹介

タニス・リー(Tanith Lee)/<翻訳>中村 浩美(Hiromi Nakamura)/<装画>桜瀬 琥姫(Kohime Ohse)

タニス・リー(Tanith Lee) 1947年ロンドン生まれ。9歳で物語を書きはじめて以来、児童書、ファンタジー、ホラー、SF、ドラマ脚本など、 幅広い分野で精力的に活動。世界幻想文学大賞の短編部門で2度受賞。『死の王』(早川書房刊)で1980年の英国幻想文学大賞を受賞している。本シリーズ第一話『ウルフ・タワーの掟』は、 1999年のガーディアン賞にノミネートされた。 中村 浩美(Hiromi Nakamura) 翻訳家。訳書にロイス・ローリー『サイレントボーイ』(アンドリュース・プレス)、 共訳書にロナルド&ナンシー・レーガン『世界でいちばん愛しい人へ』(PHP研究所)、 スーザン・プライス『500年のトンネル』(東京創元社)、 ニール・ゲイマン『コララインとボタンの魔女』(角川書店)、アン・M・マーティン『宇宙のかたすみ』(アンドリュース・プレス)がある。

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読者さまからの声

三話にもなれば、文体にもなれて、一気に読み上げてしまいました。リーらしい毒気には少しかけるけれど、一筋縄ではいかない登場人物たち、 そして少しずつ強くなっていくクライディが魅力的で、楽しく読めました。(26歳・女性)

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