旅ゆけば味わい深し <わたしの旅ブックス3>

旅ゆけば味わい深し <わたしの旅ブックス3>

林望(Nozomu Hayashi)

【書籍名】旅ゆけば味わい深し <わたしの旅ブックス3>

【著者】林望(Nozomu Hayashi)

【シリーズ】わたしの旅ブックス

【判型】B6判変型

【ページ数】240ページ

【定価】本体1,200円+税

【発売日】2018年6月13日

【ISBN】978-4-86311-193-6

概要

 

観光地や名物には興味がない――。
旅と食に一家言をもつ著者が旅先で出会った美味を中心に、
思わず舌鼓を打った美味との邂逅を紹介。
リンボウ先生ならではの旅と食へのこだわりがちりばめられた極私的写真日記。
自ら撮影した写真と軽妙な文章が旅心を誘う。
掲載されている約100本のエッセイは、
この10年間に著者が書きためたブログから選りすぐったもの。
リンボウ先生ファンはもちろん、誰が読んでもおいしく楽しめる一冊。

いわゆる観光地とか、名所旧跡とかいうようなところには、もう千万の人の目の垢がついている。それゆえ私は、どこであれ、観光地や名所には決して行かない。それで、名所でも旧跡でもないところの、なんの変哲もない田園や山道、あるいは海浜の旧道などを、淡々と辿りつつ、なにか物を言いたげな景色を、自らの目と心とで「発見」していくのである。
(中略)人の知らないところを見、なんでもない店で当たり前のものを食べて、いまだ知らずにいた無名の美味に見参する、そんなところに旅の醍醐味はある。(「わが旅の作法」より)

目次

第1章 旅先で出会った美味
第2章 東京で出会った美味
第3章 飽くなき美味追求の”旅”
第4章 遠方より美味来たる

著者紹介

林望(Nozomu Hayashi)

1949年生まれ。作家・国文学者。 『イギリスはおいしい』で日本エッセイクラブ賞受賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞等受賞。『私の好きな日本』『どこへも行かない旅』などの旅の本のほか、古典論、エッセイ、小説、詩、能楽、料理等の著作多数。『謹訳源氏物語』(全十巻)で毎日出版文化賞特別賞受賞。

広告・パブリシティ

18/10/01『たのやく』10月号 書籍紹介
18/09/03『週刊ダイヤモンド』「Book Review」で書籍紹介
18/07/31『東京中日スポーツ』書籍紹介
18/07/10『旅の手帖』「旅に出かける前に読みたい本」で書籍紹介
18/06/24『朝日新聞』半五段広告
18/06/20『読売新聞』半五段広告

読者さまからの声

著者の生き方、考え方がそこはかとなく伝わるエッセーで大変良かった。(60代・男性)

『イギリスはおいしい』で楽しませていただいたリンボー先生の文体がとてもなつかしく、そしてわかりやすくイメージできて何度もツバをごくり!旅をしている気分で楽しかったです。(50代・男性)

美しい景色は人に知られていないところでモノを言う。そのモノ言う景色を自らの目と心で発見する。私達はどれだけ多くの景色を見逃して日々忙しく(心を亡くして)過ごしているのかと感じさせられた。 時々辞書を引かざるを得ないのが林先生の本ですね。(40代・女性)

どれもこれも食べたくなって…スコーンとフォカッチャ真似しました。 写真の綺麗なとっても良い本!でした。(80代以上・女性)

各章とも分量が適量で飽きることなく読了。未踏の地の話が多く楽しめた。(50代・男性)

林先生のファンで、久しぶりの購入です。エッセイがとくに好きです。(60代・女性)

著作本を読みたいと思いました。(60代・男性)

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