おひさまジャム果風堂

おひさまジャム果風堂

髙森 美由紀(Miyuki Takamori)

【書籍名】おひさまジャム果風堂

【著者】髙森 美由紀(Miyuki Takamori)

【判型】四六判(並製)

【ページ数】312ページ

【定価】本体1,200円+税

【発売日】2015年8月14日

【ISBN】978-4-86311-120-2

概要

東北地方の片田舎。
地元の遊園地で戦隊もののスーツアクターをしている拓真(27歳)と、
拓真に引き取られた小学生・昌(8歳)の物語。

数年間、音信不通だった拓真の妹・サトミが急逝した。遺体を引き取りに病院に行った拓真は、そこで無口で無表情な子ども・昌に初めて会う。サトミに子どもがいたことを知らなかった拓真はひどく動揺するが、施設には入りたくないという昌の気持ちを汲み取り、引き取ることに。
両親を亡くして以来、気ままな一人暮らしをしていた拓真の生活が、その時から一変する。気難しい昌との同居生活は行き当たりばったりのものだったが、何となく楽しく、面白くて......。

一方、友達と遊ぶことにも食べることにも無関心だった昌が、唯一、興味を持ったのがジャム作りだった。サトミがよく作っていたと言う。果物でも野菜でも、何でもジャムにする昌。拓真と一緒に台所に立つうちに料理も覚え、昌の生活が変わり始める。そしてある日、昌は「ジャム屋になりたい」と言い出した。

「暮らしの小説大賞」受賞作家が贈る、爽やかで切なくて、力強い、
キャラクターノベルの新境地!
装画:深町なか

著者紹介

髙森 美由紀(Miyuki Takamori)

1980年生。青森県出身、在住。派遣社員。著作に『いっしょにアんべ!』(第15回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞、第44回児童文芸新人賞受賞/フレーベル館・刊)『ジャパン・ディグニティ』(第1回暮らしの小説大賞受賞/産業編集センター・刊)がある。

広告・パブリシティ

16/06/19『読売新聞』朝刊 広告 全五段
16/06/15『毎日新聞』朝刊 広告 全五段
16/06/11『朝日新聞』朝刊 広告 全五段
16/02/27『読売新聞』夕刊 書評
16/01/11『河北新報』書評
15/12/23『読売新聞』朝刊 広告
15/12/04『ダ・ヴィンチ』1月号 広告
15/10/18『さん太タイムズ』半五段
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15/08/29『東奥日報』広告 半五段
15/08/26『読売新聞』夕刊「よみうりBOOK STREET」で紹介

読者さまからの声

とても良かった!一気に読んで3回読み返して、部分的には幾度もページをめくりました。文体も読みやすく、ユーモアと優しさにあふれた、心があたたかくなる素敵な話でした。(51歳・女性)

読みながら泣けてたまりませんでした。拓真と昌、生活の中の二人の話が大好きです。涙あり笑いあり、思いやりのかたまりでした。今時、こんな良い青年がいるのですね。ジャムを作ってみたくなりました。(69歳・女性)

ほのぼのしている物語かと思いきや心にぐっとくるものがありました。本当に楽しめました!(男性・18歳・学生)

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