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【書籍名】骸ノ時計
【著者】阿泉 来堂
【判型】四六判
【ページ数】364ページ
【定価】本体1,800円＋税
【発売日】2025年3月13日
【ISBN】978-4-86311-435-7
ストーカー被害に遭う女子大学生のボディーガードを依頼された男、恋人に寄生しながらギャンブルに明け暮れる漫画家のなりそこない、交通事故で亡くした夫の死を受け入れられない妻、昏睡状態の妻の回復を日々願う夫…
心に隙間を抱える人間のもとに現れる薄汚れた金の懐中時計。そこに刻まれた髑髏に血を吸わせると、持ち主の願いを必ず叶えてくれるという。しかし、もたらされたものは恐怖と絶望の連鎖だった…。愚かな人間が地獄に囚われるさまを描いた阿泉来堂史上、最恐の連作短編集。
装画：ギギギガガガ
悪夢の深淵
騎士の誤算
傷ついた彼女
孤独のアイビー
復讐と再生の夢
阿泉 来堂
北海道在住。第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞読者賞を受賞した『ナキメサマ』でデビュー。著書に『ぬばたまの黒女』『忌木のマジナイ 作家・那々木悠志郎、最初の事件』『邪宗館の惨劇』『贋物霊媒師』『バベルの古書 猟奇犯罪プロファイル』『死人の口入れ屋』『逆行探偵 烏間壮吾の憂鬱な使命』など。
