【書籍名】夜行堂奇譚 肆
【著者】嗣人
【シリーズ】夜行堂奇譚
【判型】四六判
【ページ数】560ページ
【定価】本体2,000円+税
【発売日】2024年1月24日
【ISBN】978-4-86311-393-0
まうわう。まうわう。ぐぐい、つうし。
本来の言葉はどんなだったか。今となっては思い出せない。
でも、これデいい…
無数の荒縄を纏う襤褸、桐箪笥から這い出る潰れた顔の女、月を呼ぶ筆に魅入られた男、獣面の異形が行き交う夜市…
隻腕の見鬼・千早とオカルト嫌いの堅物公務員・大野木が、正体不明の怪異に立ち向かうバディホラー第4弾!
装画:げみ
序/狂濫/魂枯/古市/梟夜/秋狐/秋涸/響児/琥眼/幽蛇/月葬/雨煙/扇使/執花/教化/遺品/夜釣
嗣人
熊本県荒尾市出身、福岡県在住。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。 2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中。妻と娘2人と暮らすサラリーマン。著作に『夜行堂奇譚』『夜行堂奇譚 弐』『夜行堂奇譚 参』がある。
言葉の使い方がとにかく好き。 色や匂いも感じる。 キャラクターが生きているように感じるし、個性的でそれぞれに良い味がある。 これから、どのように話が展開していくのかとても楽しみ。 肆では人間っぽい木山が垣間見れてとても意外でびっくりした。(50代・女性)